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2018.04.30 Monday

ナガミヒナゲシとの共存

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    JUGEMテーマ:ガーデニング

     

    春のマイガーデンの重要なキャストといえばこの子達

    きっとガーデナーの皆様は「は?」と思われたことでしょう。

     

    そうです。

    悪名高きナガミヒナゲシです。

     

    私が子供の頃には見なかった花ですが、近年すごい勢いで勢力を広げ、

    今では都会と言わず田舎と言わず、道でも庭でも公園でも、いたるところに咲いていますね。

     

    • ナガミヒナゲシとは

    2000年以降に全国に爆発的に拡散している帰化植物で、

    2016年以降、

    「特定外来生物や要注意外来生物には指定されていないものの同様に生態系に大きな影響を与える外来生物」

    として複数の自治体で危険性を周知するとともに駆除の協力を呼び掛けています。

    特に都市部で多く繁殖しており、道端や植え込みなどに大量に生えています。

    これは、道路沿いにできた種子が車のタイヤに付着して運ばれることで分布を拡大しているからと考えられているそうです。

     

    ちなみに一輪の花からできる種子は1000〜2000粒。

    ものすごい数です。

    上の写真で上を向いて伸びている細長いものがさやですが、この中に大量の芥子粒が入っているのです。

    しかも大変花付きが良く、1日で散ってしまうのですが次から次へと花をつけるため、毎日花ガラを切っていても最盛期には一晩で写真のような状態になります。

     

    さらに、根からはアレロパシーという他の植物を殺す物質を出すという極悪人、いや極悪花。

     

    でもね、花はとってもかわいいんですよ。

    園芸種のポピーと比べればくすんだ色ですが、

    それでも十分に明るくてきれいなオレンジ色。

    ポピー独特の薄紙のようなはかなげな花びら。

    ナチュラルガーデンにはよくなじみます。

    そりゃそうですよね。

    だって本当にナチュラルに生えてるんですから。

     

    実は私、昔からポピーが大好きなんです。

    だから庭ができた時に沢山咲かせたくて種をまいたのですが、

    室内播きしたものも庭に直播きしたものも、どちらも一つも発芽しなかったのです。

    同時にまいた他の花の種はどれもちゃんと発芽してうまく育ったのですが・・・。

    それでがっかりしていたところに春になったらナガミヒナゲシが伸びてきて、

    ポピー好きとしては、まあこの子達でもいいか・・・と。

     

    今年は室外機前のスペースにもこんなに。

    目隠しとして大活躍してくれました。

    この様子を見て気づいたのですが、暖房を使う季節にはまだ小さくて、暖かくなってからニョキニョキ伸び冷房を使い始めるまでには枯れてしまうので、この場所にはうってつけの花なんですよね。

    室外機の前にはグランドカバー以外の花を植えるのをあきらめていましたが、春咲き一年草を選べばいいのですね。

     

    タダで簡単にこれだけ茂ってくれて、コスパ的にはナガミヒナゲシが最高なのですが、

    あまり褒められる花ではないので他の花を植えるとすれば、

    • ヤグルマギク
    • アグロステンマ
    • ポピー
    • 菜の花
    • ストック
    • ムギ

    あたりでしょうか。

     

    ストックは冬のうちから咲き始めるようですが、我が家は床暖メインで死ぬほど寒い時以外はエアコンは使わないのでいけるのじゃないかと思います。

    でも春先までエアコンを使うお宅では難しいかもしれませんね。

    オルレアも良さそうですが、ナガミーより少し花期が遅いので冷房を使う時期にかかってしまうのですよね。

     

    意外と良いかな〜と思ったのがムギ。

    秋にまいて、鑑賞期は1〜4月。

    そして穂はドライフラワーに。

    華やかさはありませんが、スッと伸びる穂もシャープで素敵ですし、

    ムギのドライフラワーってカントリー感たっぷりでいいですよね。

     

    話を戻してナガミヒナゲシ。

    ちなみに我が家では、上にも書いた通り毎朝花ガラを切って種ができないようにしています。

    ですから近所には広がっていません。

    では何故うちの庭にだけ咲いているのかと言えば、

    おそらく庭を作った時に造園屋さんが入れて下さった土に大量の種が入っていたのでしょう。

     

    道端や植え込みなど、頻繁に手入れをしない場所に生えると大繁殖して迷惑なナガミヒナゲシですが、

    人が手をかけている場所に生える分には、

    全然厄介者ではないのです。

    花が終わって抜くときも気持ち良いくらいスポっと簡単に抜けますし、一年草なので根が残っても増えません。

    うっかり落としてしまった種から発芽したとしても、切れ込みのある特徴的な葉なのですぐにわかりますから、

    抜いてしまえばいいのです。逆に選択的に残すのも簡単です。

    実際私の庭では、去年と今年で生えている場所がかなり違います。

    ナガミヒナゲシの種は生存期間が長く5年くらい生きているそうですから、

    昨年生えなかった場所から生えてきたりするのでしょう。

     

    また、アレロパシーを出すため他の植物を枯らしてしまうといいますが、そこまでの威力はないように思います。

     

    私の庭の状況ですが

    • VSラベンダー→ちんまり1本。あまり大きくならず。隣に生えてきたハルジオンの方が巨大。
    • VSクリーピングタイム→タイムと壁の間からヒョロっと1本。日当たりは良いのに全然大きくならず。
    • VSオルレア→こぼれ種のオルレアが沢山咲いている中に入り込むことはせず、隣に陣取って大きくなっています。
    • VSヤグルマギク→仲良く並んで咲いていました。
    • VS忘れな草→一番上の写真がそうですが、忘れな草ウジャウジャの中で咲いています。
    • VSれんげ→おとなしくレンゲエリアの脇で咲いていました。

     

    こんな感じで、むしろ他の花たちの方が勝っているくらいです。

    もっとも私が植えている花たちも雑草並みに強い花ばかりですが。

    在来種の弱い花を駆逐してしまうという点で、野放しにするのは危険だと思いますが、

    庭で管理して育てている分には特に問題ないレベルです。

     

    ただやはり適切に管理しないと爆発的に増えますから、

    そこは問題ですよね。

    うちの近所の植え込みなどには貴重な在来種は生えていませんが、

    まだ自然の残っている場所に入り込まれるのは困ると思います。

     

    かわいい花ではあるのでうまく共存出来たらいいのになぁ

    なんて思いますが、難しいですよね。

     

     

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